FX(外国為替証拠金取引)は、少ない資金ではじめられることに加え、24時間いつでも手軽に取引ができることから人気が高い投資です。
FX取引を提供しているFX業者は「国内」と「海外」に大きく分かれ、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。さらに、海外業者(ブローカー)ごとにも特徴やメリット・デメリットがありますので、一体どれが自分に合った業者なのかを判別することは極めて困難です。
FX取引を始める前には、FXの種類ごと、業者ごとの特徴を押さえることが重要です。
海外FX完全ガイドは、海外FXにフォーカスを定め、海外FXの基礎知識から攻略方法までの海外FXに関するありとあらゆる情報をまとめ、最適な取引プラットフォームを見つけるための「海外FX総合情報ポータルサイト」です。
海外FXの口座開設方法や入出金方法など基本的な知識から、投資分析の方法、海外FX業者ごとのメリット・デメリットまでを徹底的に解説します。
では、海外FXの基礎知識【2020年最新版】をご覧ください。
FXトレードとは / 基本的な知識を徹底解説!
海外FXの解説の前に、まずは未経験者や初心者のために超基本的なことから解説をはじめます。
FXトレードとは、日本語では「外国為替証拠金取引」と呼ばれ、自分が持つ資金(証拠金)を使ったレバレッジを活用しながら、通貨を売買することによって発生する差額で利益(為替差益)を獲得する投資取引です。
例えば、ドル円の為替レートが「1ドル=100円」の時に、100万円分の米ドルを購入するとします。
購入時にはドル円の為替レートが「1ドル=100円」ですから、投資額が100万円だと「1万ドル」を手に入れることができます。
その後、ドル円相場では投資家たちによる売買が繰り返され、価格は上下に変動した結果、「1ドル=110円」になりました。どうやら儲かったようなので、購入した「1万ドル」を売却します。
「1万ドル」を売却したら、手元には110万円が返ってきました。10万円の利益です。
もちろん、予想とは反対に「1ドル=90円」になると、10万円の損失ということになります。
FXには利益や損失を大きくする効果がある「レバレッジ」という仕組みがあるのですが、説明を簡素化するためにここでは省略しました。
FXのレバレッジとは / 自己資金の数倍の取引を実現
FXは「外国為替証拠金取引」と呼ばれることは既に解説しましたが、ここまでは分かりやすいように「証拠金」に関する説明を省略していました。
この「証拠金」こそが、FXトレードに「レバレッジ」を生む大切な要素です。
さきほどと同じイラストですが、札束の数が随分と増えました。
これは投資額を大幅に増やしたわけではなく、自己資金は100万円のままで「証拠金」の仕組みを使って投資額を10倍にしたことを表しています。
FXの証拠金取引とは、自己資金に対して「〇〇倍」の取引を可能にするという仕組みです。そして、この「〇〇倍」のことをレバレッジと呼びます。
つまり、「レバレッジ10倍」という表記があれば、自己資金の10倍の取引が可能となり、100万円の自己資金であれば1000万円分の通貨の売買が可能になります。
この結果、さきほどの取引では10万円の利益でしたが、レバレッジ10倍で取引をすることによって100万円の利益を生むことができます。
レバレッジ倍率の高い状態のことを「ハイレバレッジ」と言います。
海外FXと国内FXの違いとは
FXトレードで利益が発生する仕組みについては、ここまでで解説した通りで、国内でも海外でも基本的なルールは全く同じです。
しかし、FXトレードで安定した利益を上げているベテランのトレーダー(投資家)の大半は、海外FX業者を使っています。
海外FX=各国の法律で運営
「国内」と「海外」のFX業者の違いを簡単に説明すると、国内FX業者は日本の金融庁に登録しているため国内の法律の規制を受ける一方、海外FX業者は日本の金融庁へ登録しておらず日本の法律の規制を受けないということです。
もちろん、海外FXは金融庁に登録していないからといって違法業者や悪徳業者ではありません。それぞれの業者の所在地にある金融当局の認可やライセンスを受けていますので金融商品を合法的に取り扱っています。また、日本から海外FX業者を利用することも合法です。
みなさんもご存じの通り、日本は世界的に見ても金融に関する規制が非常に厳しい国です。
規制によって投資家の安全性が確保されているのも事実ですが、しっかりと投資によって収益を上げたいトレーダーにとっては海外FX業者での取引の方が向いているということになります。
国内人気No.1の海外FX業者「XM」では、口座開設手続きでマイナンバーの登録を求められます。通常FX業者に口座を開設する際には、必要な書類をすべて用意して提出しなければなりません。特に国内のFX業者ではマイナンバーの提出が義務付け[…]
海外FXで取引するメリット
海外業者(ブローカー)は、国内FXを使って取引することに比べると、さまざまな点でトレーダーにとってメリットがあります。
・ゼロカットシステムを採用
・魅力的な豪華ボーナス
海外FX業者は、日本人のみに顧客を限定している日本の業者とは異なり、世界標準のスペックで顧客獲得のためにトレード環境の整備を行っています。
海外FXのメリットを以下の通りまとめました。
レバレッジの倍率が高い
海外FXでは、レバレッジが500倍から1000倍という業者も珍しくありません。国内FXの最大25倍と比較すると、レバレッジの差は歴然です。
レバレッジとは既に解説した通り、FXトレードを行う醍醐味のひとつで、日本語では「テコの原理」のことを指しています。
例えば、10万円を投資して1%の収益が出れば1000円の儲けとなりますが、レバレッジ500倍として5000万円の取引をすれば、同じ1%の値動きによって50万円の収益を得ることができます。
ゼロカットシステムを採用(追証なし)
ゼロカットシステムとは、FXトレードによって口座残高がマイナスになった場合に、FX業者が損失分を負担し、口座残高をゼロにしてくれるサービスです。
このシステムは、国内FX業者では採用されていない海外FX業者(ブローカー)ならではのものです。
高レバレッジの取引をしていると、損失が証拠金の金額を上回ってしまうことがあります。
例えば1ドルが100円の相場で、自己資金10万円に100倍のレバレッジをかけ、10万ドルの取引を始めるします。さらに、ドル円相場が値上がりすれば利益が出る状態だとします。(買いポジション)
この場合、もしドル円相場が1円値下がる(円高)と10万ドルのマイナスになり「証拠金は0円」になります。また、ドル円相場が2円下がれば2万ドルのマイナスになり「10万円の損失」になります。
国内FXであれば、急激な相場変動が発生することで口座残高がマイナスになる可能性があります。口座残高のマイナス分は「追証」と呼ばれる損失分を充当して支払わなければなりません。
つまり追証とは、FX業者に対する借金が発生した状態のことで、FXトレードはリスクが高いと言われる原因となっています。日本は投資家の安全性が高い国ですが、追証のリスクは放置されたままです。
しかし、海外FXでゼロカットシステムを使えば、万が一、口座の資金がマイナスになって追証の発生する状態になったとしても、口座に入れた資金以上に損失を被る心配がありませんので投資家には有利な仕組みです。
魅力的な豪華ボーナス
海外FX業者には、国内FX業者にはない豪華なボーナスを用意しているところが多くあります。
さまざまなボーナスの中でも、特に利用者から人気が高いのが「入金ボーナス」と「口座開設ボーナス」です。
これらの2つのボーナス内容について、以下の通り紹介します。
入金ボーナス
入金ボーナスとは、証拠金として入金した金額に応じてボーナスが受け取れるというサービスです。入金額に対して100%もボーナスを付与する業者もいます。
国内FX業者でも1万円〜2万円程度の入金ボーナスを出しているところがありますが、海外FX業者と非常に少額ですね。
口座開設ボーナス
口座開設ボーナスとは、口座を開設するだけでボーナスを受け取れる仕組みです。
例えば、口座を開設して10万円を入金した場合には口座開設&入金ボーナスで10万円付与されるというケースもあり、合計20万円の投資資金で取引を始めることができます。
少ない自己資金でも、追加ボーナスを活用することによって資金が潤沢になり、レバレッジとの合わせ技によって高い収益を目指すことが可能です。
海外FX業者のひとつであるXMのボーナスについては、こちらの記事「海外FX業者の「豪華3大ボーナス」を徹底解説!」にて詳しく解説しています。
海外に拠点を置くFX業者が多くのトレーダーを集めている理由のひとつは、さまざまなタイミングで提供される豪華なボーナスによるものです。口座開設や入金、そして取引ごとに発生するボーナス受け取りは、投資金額(証拠金)に充当してFXトレード[…]
NDD方式のため透明性が高い
海外FXで採用されているNDD方式では、非常に透明性の高いFX取引ができます。すこし難しい内容ですが、簡単にいうと「余計な手数料がとられない仕組み」です。分かりやすいように下記の図にまとめました。
NDD方式(Non Dealing Desk)とは、インターバンクとトレーダーの間にFX業者のディーラー(ディーリングデスク)を介さない方式です。
NDD方式ではトレーダーがインターバンクと直接取引ができるため、どのようにして注文が通ったのかを把握することができます。
また、取引のスピードが早く、相場が急に激しく動いた場合でも注文が通りやすいのが特徴です。
一方で、国内FX業者の多くが採用しているのは、インターバンクとトレーダーの間にFX業者のディーラー(ディーリングデスク)を介すDD方式です。下記のような図になります。
DD方式の場合、トレーダーの注文がディーラーのところに行ってから、ディーラーがインターバンクに注文します。
トレーダーと市場の間にディーラーが入っているため、ディーラーのインターバンクへ注文するタイミング次第ではトレーダーが損をする場合があります。
また、DD方式ではトレーダー(投資家)とFX業者の間で利益相反が生じ、トレーダーが損をすることで業者が儲かる構造になってしまうという欠点が指摘されています。
またNDD方式は、さらにSTP方式とECN方式に分かれますので口座タイプを選ぶときにはしっかりと確認しましょう。
FX取引には、DD方式とNDD方式の2つの取引方式があります。FX取引を提供しているFX業者のうち、国内FXでは主にDD方式を、海外FXでは主にNDD方式を採用しています。海外FX取引で安定して利益を獲得していくためには、N[…]
海外FXで取引するデメリット
ここまで海外FXのメリットをお伝えしてきましたが、海外FXにはメリットだけでなくデメリットもあります。
デメリットを把握することによってリスクを管理しやすくなり、安全に運用益を出せるようになります。
・手数料が高い業者がある
・信託保全がない
・分離課税ではなく総合課税
・日本語対応ができない業者が多い
・トラブルが多い業者がある
海外FXのデメリットについて以下に紹介しますので、参考にしてください。多くのデメリットは最適な業者選びによって解消することができます。
海外FX業者の高レバレッジは”諸刃の剣”
海外FXを使って高いレバレッジの取引をすることによって、わずかな為替変動でも多くの利益が得られる一方で、大きな損失を負うリスクがあります。
海外FXでは証拠金の数倍から数百倍以上もの高いレバレッジで取引ができるため、利益だけではなく損失の可能性も数倍から数百倍になってしまいます。特に相場が急に変動した時は損失額が大きくなります。
このため、相場の急変に対応できるようなトレーディングを行うことが重要です。
アメリカの中央銀行に当たるFRB(連邦準備制度理事会)の発表などのいくつかのファンダメンタル要因は、即座に相場に大きな影響を与えますので、必ずチェックするようにしてください。
相場の反応が分かりづらい発表が行われたときには、収益を得るためにポジションを取っていくのも良いですが、思い切ってポジションをクローズするというのもひとつの選択肢です。
高いレバレッジの取引を繰り返していると小さな数字に感じる証拠金のことを忘れてしまいがちですが、証拠金こそが自己資金の総額ですので、しっかりと証拠金の残高を確認しながらトレードを行ってください。
手数料が高い海外FX業者がある
一般的に海外FX業者の手数料は、国内と比べると高く設定されていることが多いです。
FXで購入する通貨には、売値と買値に差があります。この差額のことを「スプレッド」といい、実質的な取引手数料となります。
例えば10万円分の通貨を購入したとき、スプレッドが1銭であれば取引を行うごとに1,000円(10万円×0.01円)の手数料を支払っているのと同じ状態となります。
国内FX業者のスプレッドが0.3銭程度(米ドル円)に対して、海外FXではスプレッドが2銭近くある業者も多く、海外FXで取引する資金が大きくなればなるほどスプレッドによる負担が大きくなります。
また、海外FXでは出金の際に海外銀行送金などの方法を使うため、2,000円から4,000円程度の出金手数料が設定されていることが多いです。
国内FX業者の場合には国内送金であるため、出金手数料はごく僅かです。
海外FX業者での取引では、国内FXに比べて、各種手数料が高くなる傾向にあることがひとつのデメリットです。
ロスカット率が高い業者がある
FXトレードでは、証拠金の維持率が低下することで強制的にポジションが決済されてしまうロスカット率が設定されています。
日本のFX業者の場合には60%程度の高いロスカット率であるのに対して、海外FX業者では30%を下回るロスカット率を設定して、投資家にとってトレードしやすい環境づくりをしています。
しかし、一部の海外FX業者のなかにはロスカット率を高くしている業者があり、もう少し粘れば収益が出ていたタイミングで強制ロスカットされるケースがあります。
信託保全がない海外FX業者が大半
海外FX業者では、信託保全をしている業者がほとんどありません。
信託保全とは、業者が破綻した場合に顧客が預け入れた証拠金がスムーズに返金されるように、金融機関に預け金を信託する仕組みです。
投資家保護の観点から、国内FXでは日本の金融当局国よって信託保全が義務化されていますが、海外FXでは所在地の法律によりますが義務化されていないところが大半です。
このため海外FX業者では、万が一にも業者が破綻した場合は証拠金が返ってこない可能性があります。
このような事態に直面した際、迅速な対応をとりやすいよう日本語に対応している海外FX業者や、評価や実績が多い業者を選ぶようにしましょう。
海外FX業者の収益は”総合課税”
海外FXによって得た収益に対する課税方法は分離課税ではなく総合課税です。総合課税とは、仕事で得る給与所得と同じく、課税所得額に応じて税率が高くなり最大税率が55%となる累進課税方式の税金です。
海外FXで得た利益は以下の通り課税されます。
課税所得 | 税率(所得税+住民税) | 所得控除 |
20万円を超え195万円以下 | 15% | なし |
195万円を超え330万円以下 | 20% | 9万7,500円 |
330万円を超え695万円以下 | 30% | 42万7,500円 |
695万円を超え900万円以下 | 33% | 63万6,000円 |
900万円を超え1,800万円以下 | 43% | 153万6,000円 |
1,800万円を超え4,000万以下 | 50% | 279万6,000円 |
4,000万超える | 55% | 479万6,000円 |
例えば海外FXで得た利益が500万円あった場合には、控除額の42万7500円を引いた457万2500円に対して税率30%が適用されるため、税金として137万1750円が課せられることになります。
一方、国内FXの場合は分離課税であるため、国内FX取引によって得た利益に対する税率は20.315%(所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%)で、さらに他の投資による損益との合算が可能です。
海外FXで得た利益が少額である場合には、総合課税の方が税率が低くなります。しかし、330万円以上の収益が上がった場合には、国内の方が税率は低くなりますので注意が必要です。
また総合課税である海外FX取引で得た利益については確定申告を行わなければならないことも、海外FX業者を使うことのデメリットのひとつです。
ただし、総合課税にもメリットがあり、一概に累進課税であることが悪いわけではありませんので、こちらの記事「海外FXは総合課税!収益にかかる税金を徹底解説」も合わせてご覧ください。
FX取引によって得た収益は、国内と海外を問わずに日本で税金を納めなければなりませんが、国内と海外では課税される税金の区分が異なります。同じ金額の収益をあげた場合でも、国内FXと海外FXでは税率と納税額には違いがあり、混乱してしまうト[…]
日本語対応ができない海外FX業者がある
基本的に英語でのサービスを提供している海外FX業者のなかには、日本語に対応していない業者もあります。
これまでに国内業者でのFXの取引経験がある方にとっては、ホームページや取引画面が外国語表記であっても問題なく使いこなせることもありますが、やはり機能や使い方を理解するのに時間がかかってしまうでしょう。
また、業者に問い合わせをする際にも英語でのやりとりとなるため非常に不便です。
当サイト「海外FX完全ガイド」では、XMをはじめとして日本語に完全対応している海外業者(ブローカー)のみを厳選してご紹介しています。
トラブルが多い海外FX業者がある
海外FX業者のなかには、怪しい業者やトラブルの多い業者があることは否定できません。
特に日本人利用者が少ない業者や評判の悪い業者では出金トラブルに発展するケースが多いため、避けることをおすすめします。
悪意を持って営業しているFX業者は、日本でも、海外でも少なくなってきていますが、ゼロでありません。
トラブルに巻き込まれないように、しっかりと評判を見極めて、安全に利用できる海外FX業者を選ぶ必要があります。
また、思いがけず業者独自のルールを破ってしまうことでトラブルになるケースもあります。
EAによる自動売買が利用可能であるのか、入金手数料がかかるのか、取引にかかる制限があるのか、どのような行為が禁止されているのかなどを事前にチェックしておきましょう
海外FX業者選びの7つの基準
ここまで海外FXの特徴を紹介しました。では、その特徴を踏まえて、業者を選ぶ基準について以下に紹介します。
・手数料は安いか
・日本語に対応しているか
・ボーナス内容が充実しているか
・取引ツールは使いやすいか
・取り扱う通貨ペアは多いか
・ゼロカットシステム(追証なし)を採用しているか
業者を選択する基準をあらかじめ知っておけば、自分に合った業者やメリットの大きい業者を選びやすくなります。
金融ライセンス / 海外FX業者の所在地を確認
海外FX業者を選ぶ際、所在国のライセンスを保有する業者を選びしょう。
海外FX業者の数は非常にたくさんあり、どの業者を選んだら良いのかが判断に困ります。さらに、業者の中にはトレーダーを騙す悪徳業者もいるため、トラブルに巻き込まれる可能性もあります。
所在国のライセンスを保有している業者は、自国で許可を受けて営業しているため最低限の保証がされていることが確認できます。
たとえば、海外FX業者として日本人にも絶大な人気がある「XM」であれば、CySEC/Cyprus, FCA/UK, FSP/New Zealandなど、他にも9ヶ国のライセンスを保有しています。
手数料 / 海外FX業者の手数料は千差万別
手元に残る利益を多くするためには、手数料が安い業者を選ぶことが大切です。
ただし、スプレッドなどの実質的に手数料となるコストも含めて、海外FX業者にはそれぞれに異なる手数料のシステムを持っていますので、比較検討が非常に難しいので注意が必要です。
特に、売買手数料については「片道」と「往復」のどちらかの表記がされていますので、業者を比較する時にはしっかりチェックしてください。
気になる業者を見つけたら、ウェブサイト内を細かくチェックして手数料などの取引コストに相当するものについて詳しく確認するようにしましょう。
売買手数料と合わせて、送金や出金にかかる手数料にも注意してください。
日本語対応 / 海外FX業者の言語対応を確認
FX業者が提供しているサービスがどこまで日本語に対応しているかも、重要な業者選びの基準です。
海外FX業者であっても、ホームページや取引ツール、問い合わせなどの全ての機能を日本語対応しているケースも珍しくありません。
また、日本人サポートが常駐している海外業者(ブローカー)まで存在しています。
トレーダーにとって使い勝手がよく安心して取引できるのは、ホームページや取引ツールが日本語に対応している業者です。
ボーナス内容 / 海外FX業者の豪華ボーナス
ボーナスの内容が充実しているかどうかも、業者を選ぶ大切な基準です。
海外FX業者の魅力のひとつが、入金ボーナスや口座開設ボーナスなどの金額が大きいことです。
当然のことながら業者ごとにボーナス内容が異なるため、ボーナスが充実している業者を選ぶことをおすすめします。
自己資金として用意できる金額が少ないと感じている方であっても、ボーナスを活用することによって大きな金額の取引ができますので、しっかりとボーナスを活用しましょう。
分析ツール / 海外FX業者の独自ソースに注目
取引ツールが使いやすいかどうかは、トレードをするうえで非常に重要なポイントです。
海外FX業者が独自に公開している取引ツールは、その業者でのアカウントを開設しているトレーダーのみが使用することができます。
業者独自の取引ツールが使いやすければ、相場分析の精度が上がり、正確な投資判断を下せるようになります。
また、取引ツールを含めたFXの取引画面が、スマホでの閲覧に対応しているのかについても確認をしておきましょう。外出先で取引を行う機会のある方は特に、しっかりとチェックしてください。
投資を行う前にはデモトレードなどを利用し、海外FX業者が提供している取引画面や取引ツールを確認するようにしてください。
通貨ペア / 海外FX業者の取り扱い通貨を確認
取り扱う通貨ペアが多いかどうかも、海外FX業者を選ぶ際には重要な基準のひとつです。
通貨ペアとは、FX取引で売買することができる通貨のペアのことを指しています。トレーダーは海外FX業者が提供している通貨ペアのなかから通貨の組み合わせを選んで取引を行います。
例えば、日本円と米ドルの通貨ペアは、「JPY/USD」と表示され、右側のUSD(米ドル)を基準通貨として、左側のJPY(日本円)を売買するという意味になります。
業者ごとに取り扱う通貨ペアが異なりますが、海外FXでは日本国内のFX業者よりも豊富な通貨ペアを揃えているケースが多いです。
主要通貨ペアであれば大半の海外FX業者が取り扱っていますし、さらにマイナーな通貨を絡めた通貨ペアにも対応している業者が数多くあります。
日本円、米ドル、ポンド、スイスフラン、カナダドル、ユーロなどが主要通貨であり、ほぼすべての海外FX業者で取り扱いがあります。ドル/円は、日本人にとって最も身近な通貨ペアです。
また、発展途上国の通貨や中国人民元などの信用性が劣る通貨でも取り扱いがあるケースがあります。ただし、こうした通貨ペアを扱う業者そのものの信用が低いケースがあります。
ゼロカットシステム / 海外FX業者の多くが採用
前述のとおり、海外FX業者のメリットでもあるゼロカットシステムを採用しているかどうかも業者選びのポイントです。
FXの為替相場はダイナミックな動きが魅力ですので、マイナス分の責任を負う追証はとても危険です。
ハイレバレッジで取引を希望している人にとっては、追証の危険性がないゼロカットシステムの存在は不可欠です。
ゼロカットシステムが導入されていない場合、場合によっては莫大な損失を負うことになり、日常生活にも支障をきたすことも考えられます。
海外FX業者の口座開設方法
海外FX業者の口座開設は非常に簡単で、3分程度の時間あれば口座開設とアクティベート(口座の有効化)を完了することができます。
日本人のトレーダーにも人気のある海外FX業者「XM」の場合には、以下の手順だけで口座開設が完了です。
・投資家情報等の入力
・口座パスワードの作成
・確認事項への同意
・登録メールアドレス確認
・本人確認書類の提出
日本人トレーダーにも人気の海外FX業者「XM」のオンライン新規口座開設の手続きはたった5分程度で完了し、口座開設をするだけで「3000円の口座開設ボーナス」を受け取ることができます。海外FX完全ガイドでは、初心者の方でも安心してXMの口[…]
海外FXの入金方法
FX口座を開設してから実際の取引を開始するためには、口座への入金が必要です。
業者ごとに入金方法には違いがありますので、口座開設方法と同じく「XM」を例に挙げて入金方法を紹介します。
XMの入金方法は以下のとおりです。
海外FX業者「XM」の入金方法 | 口座反映までに必要な時間 |
クレジットカード・デビットカード | 手続き後即時反映 |
国内銀行送金 | 手続き後1時間以内 |
海外銀行送金 | 2〜5営業日 |
bitwalletによる入金 | 手続き後即時反映 |
SticPayによる入金 | 手続き後即時反映 |
業者によって異なりますが、XMの場合には、クレジットカード・デビットカード入金、bitwallet入金、SticPay入金などの即時入金が可能な手段が用意されていますので、入金を急いでいるときに安心して利用できます。
国内銀行送金を利用した場合には、即時反映ではありませんが送金から数時間後にはXMの口座残高に反映されます。
ただし、海外銀行送金については、送金から反映までに2日から5日程度が必要で、さらに送金手数料が数千円必要となりますので注意が必要です。
海外FX業者のひとつであるXMの入金方法の詳細については、別の記事「【XM】入金方法まとめ!手順や最低入金額を徹底解説」に詳細を書いていますので、こちらをご覧ください。
日本人トレーダーに大人気の海外FX業者「XM」での口座開設を済ませたら、投資資金(証拠金)である現金をXMの口座へと送金しなければなりません。XMの入金手順はとても簡単ですが、はじめての方にとっては不安に感じる点もあるでしょう。[…]
海外FXの出金方法
続いてFX取引で利益を得た際の、出金方法についても紹介します。
出金方法も人気のFX業者である「XM」を例に挙げて紹介します。
XMの出金方法は以下のとおりです。
FX業者「XM」の出金方法 | 口座反映までに必要な時間 |
クレジットカード・デビットカード | 1〜2週間 |
国内銀行送金 | 2〜5営業日 |
海外銀行送金 | 2〜5営業日 |
bitwalletによる出金 | 24時間以内 |
SticPayによる出金 | 24時間以内 |
海外FX業者からの出金では、入金時よりも口座反映までの時間が長くかかります。
比較的反映スピードが早いのが、bitwalletやSticPayを使った出金で、申請から24時間以内に口座に反映されます。オンラインウォレットを経由することでスムーズに出金可能です。
なお、近年では世界的にマネーロンダリング対策を徹底する動きが強まっており、出入金の口座名義人が同じであることに加えて、入金と出金の手段が同じであることも求められます。
このため、他人の銀行口座などに出金ができないことは当然として、クレジットカードで入金をした場合にはクレジットカードに対して出金を行わなければなりません。
入金時のスピードだけを重視するのではなく、出金時の反映にかかる時間も考慮して、入金手段を選択する必要があります。
出金方法の具体例としては、こちらの記事「XM独自の出金ルール・出金方法を徹底解説」で詳しく解説していますので合わせてご確認ください。
海外FX業者「XM」での取引による利益を取引口座から引き出し、銀行口座やクレジットカードなどに出金する方法を解説します。XMでは複数の出金方法が用意されていますが、出金に関するXM独自のルールがあるため困っている方も多いようです。[…]
FX投資における相場の分析方法
レバレッジが高いハイリスクハイリターンな投資が実現する海外FX業者を使ったトレーディングで安定した収益を上げ続けるためには、相場を分析する力を身につける必要があります。
海外業者(ブローカー)の多くはEAによる自動売買にも対応していますが、やはりチャート分析ができるようになると利益が大きくなる傾向にあります。
為替相場の分析は決して万能ではなく、どれだけ知識と経験を持ったトレーダーであっても損失を出してしまうことはあります。しかし、勝率を高めるためには、分析が必要であることは間違いありません。
海外FX業者をつかってトレーディングを行うために身につけておきたい分析方法には、大きく分けて「テクニカル分析」と「ファンダメンタル分析」の2種類があります。
これらの2つの分析方法について以下に詳しく解説します。
テクニカル分析
テクニカル分析とは、過去の為替の値動き(チャート)から将来の値動きを予想する分析方法のことで、チャート分析とも呼ばれています。
テクニカル分析では、為替の値動きをグラフ化したチャートを用いて売買のタイミングを計る判断材料にします。
テクニカル分析にはさまざまな分析手法がありますが、ここでは主要な4つのチャート分析について紹介します。
ローソク足
ローソク足とは、一定時間の相場の値動きを4つの値(始値、高値、安値、終値)で示したチャートです。
高値 期間中の最高値
安値 期間中の最安値
終値 終了時点での価格
描かれるチャートが、ローソクの蝋(ろう)と芯のような形をしていることからろローソク足と呼ばれます。
このローソク足を並べたものをローソク足チャートと呼び、相場の状態や流れを視覚的に判断することができます。
時間足 1時間、4時間など
週足 1週間
月足 1か月
移動平均線
移動平均線とは、過去の一定期間の価格の平均値を折れ線グラフで表したチャートです。
テクニカル分析において移動平均線を活用する目的は、為替相場の長期のトレンドを掴むことにあります。
移動平均線のチャートは自由な期間を設定することが可能ですが、多くのトレーダーが参考にしているのは「5日」「25日」「75日」「200日」の4つの期間です。
あまりにも有名なチャートであるため、移動平均線が描くチャートによって相場が動くことさえあります。
デッドクロス 短期の移動平均線が長期を上から下へと突き抜ける
どの程度まで参考にするのかは別として、世界のトレーダーたちが参考にしているチャートですので、移動平均線は必ずチャート上に表示させておくようにしましょう。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドとは、現在の相場がどれくらいの値幅(ボラティリティ)で動いているのかを知ることができる指標です。
アメリカのジョン・ボリンジャーが考案したことから、ボリンジャーバンドと名付けられています。
移動平均線の上下に2本ずつの標準偏差を加えた計5本のグラフで表示されることが一般的で、値幅が大きくなると上下の線が広くなり、値幅が小さくなると上下の線が狭くなります。
値幅が大きいことは、大きな利益が狙えるチャンスである一方、大きな損失を発生させるリスクも高いことを表しています。
海外FX業者の高いレバレッジの取引では、ボリンジャーバンドの示す値幅に関する情報がとても役に立ちます。やや理解するまでに時間がかかる難しい指標ですが、日頃の取引に活かせるようにしましょう。
RSI
RSIとは、為替相場の上昇と下落の幅を分析して「売られすぎ」と「買われすぎ」を示す指標です。
30%以下 売られすぎ
RSIでは過去の一定期間における上昇と下落の幅を割合として算出し、0%から100%のグラフで表示します。
上記の判断基準が一般的に浸透しているため、70%を超えると下落へと向かい、30%を下回ると上昇へと転じるという特徴があります。
もちろんすべてのタイミングでRSIの分析通りに動くわけではありませんが、やはり多くのトレーダーが参考にしているため、RSIによって相場が動かされる傾向があります。
一般的にはボリンジャーバンドとRSIの組み合わせによって、チャート分析を行うことが推奨されています。
海外FXで安定した収益を上げるために、テクニカル分析をしっかりと取り入れるようにしてください。
ファンダメンタル分析
ファンダメンタル分析とは、景気、金利、経済成長率や物価指数などの経済指標がどのように相場に影響を与えるのかを分析する方法です。
テクニカル分析が数学的であるのに対して、ファンダメンタル分析は国語的な側面があります。
ファンダメンタル分析は海外FXトレードでも非常に重要ですので、主要な経済指標などについて詳しく解説します。
主要な経済指標
経済指標は、大きく分けて「雇用」「物価」「景気」「金融政策」の4つの区分に分けられます。
国際機関や各国政府によって発表される経済指標の数は膨大であるため、すべての指標を確認することは不可能ではありませんが、マイナーな指標は為替相場への影響が小さいため取捨選択が重要です。
必ず押さえておきたい経済指標を7つ厳選しましたので、トレーディングの参考にしてください。
区分 | 経済指標名称 | 解説 |
雇用 | 米国雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率) | 米国労働省が毎月発表する、米国の雇用情勢を調べた景気関連の経済指標 |
物価 | 消費者物価指数(CPI) | 全国の世帯が購入する財やサービスの価格の平均的な変動を測定した経済指標 |
物価 | 生産者物価指数(PPI) | 製造業者が出荷した製品や原材料などの販売価格の変動を調査した経済指標 |
景気 | GDP(国内総生産) | 一定期間内に国内で生み出された商品やサービスの付加価値の総額を表した経済指標 |
金融政策 | FOMC政策金利発表 | FRBが定期的に開く、金融政策を決める会合 |
金融政策 | 欧州中央銀行(ECB)政策金利発表 | ECBが定期的に開く、ユーロ圏の政策金利等の決定が行われる会合 |
金融政策 | 日銀金融政策決定会合 | 日本銀行が毎月開く、金融政策の方向性を決定する会合 |
まずはこれらの経済指標を理解することを最初の目標として、徐々にチェックする経済指標の数を増やしていくことが、海外FXの初心者や経験の浅いトレーダーにおすすめの戦略です。
経済指標カレンダー
指標発表カレンダーとは、世界各国の経済指標が発表される日時をまとめたカレンダーです。
Yahooファイナンス | Yahooファイナンスの経済指標カレンダーでは経済指標を「日付」、「国」、「重要度」で絞りこむことができます。 |
みんかぶFX | みんかぶFXは経済指標の重要度が5段階で表示されているため、重要度を細かく把握しやすいのがおすすめのポイントです。 |
マネーパートナーズ | カレンダーのすぐ横にはFOMC政策動向、日銀介入状況、各国政策金利、雇用統計という重要な経済指標へのリンクが設置されているため非常に使いやすいです。 |
為替に関するニュースサイト
企業や政府による突発的な記者会見や、政府首脳や有名投資家の発言などのニュースが、為替相場に強く影響を及ぼすことがあります。
ファンダメンタル分析の基本は経済指標の分析ですが、ニュースによる相場への影響にも留意しておく必要があります。
外為オンライン | ロイターなど3社の為替ニュースを収集でき、サイト独自のアナリストによるレポートも見ることができます。 |
ロイター (REUTERS) | ロイターでは世界の経済状況やFXの相場状況を見ることができます。また、経済アナリストのレポートも掲載されているのでFX初心者の方におすすめするサイトです。日本語版と英語版があります。 |
ブルームバーグ (Bloomberg) | 金融ニュースや経済指標だけではなく、ブルームバーグ独自のニュースも公開している世界の投資家のためのニュースサイトです。 |
海外FXトレーダー必須!MT4・MT5の使い方
海外FX業者の多くでは、メタトレーダー(MT)という名称のチャート分析ツールを利用することができます。
メタトレーダーを使用することで、売買注文が可能であるほか、テクニカル分析に必要なさまざまな指標をチャート上に表示させることができます。
メタトレーダーは、FX業者のアカウントと接続して使用するため、まずは海外FX業者の口座開設とアクティベートを済ませてから、パソコンやスマホにインストールしてください。
現在一般的に使用されているメタトレーダーには2つのバージョンがあり、それぞれMT4とMT5と名付けられています。
MT5が最新バージョンなのですが、自動売買ツール(EA)や取引シグナルなどの支援ツールは依然として旧バージョンのMT4の方が豊富であるため、2つのバージョンが混在して使用されています。
なお、一部の海外FX業者ではEAなどによる取引制限を行っていることがありますので、それぞれの利用規約をご確認ください。海外FX完全ガイドの各解説ページでも詳細を解説します。
2. メニューから「プラットフォーム」を選択
3. ダウンロードしたい端末を選択
4. 「ダウンロード」をクリック
5. 「xmtrading5setup.exe」をクリック
6. 同意書を確認して問題なければ「次へ」をクリック
7. ダウンロード完了
8. インストール
2. 「ファイル」の「取引口座にログイン」を選択
3. ログインID、パスワード、サーバー情報を入力してログイン
システムの起動後に、ログインができず「無効な口座」や「回線不通」など表示された場合は、口座の有効化が完了していない可能性があります。
また、海外FX業者によっては最終ログインから一定の期間が経過するとメタトレーダーが使用できなくなるルールを採用している場合もあります。
どうしてもメタトレーダーが起動しない場合には、海外FX業者に直接問い合わせを行ってください。
XMのMT4・MT5のダウンロード方法や基本的な使い方については別途「海外FX業者「XM」におけるMT4/MT5のインストール方法と初期設定」をご覧ください。
メタトレーダー(MT)は、世界のFXトレーダーに愛用されている為替相場の分析および取引ツールで、XMのトレードにも対応しています。XMではメタトレーダーの最新版であるMT5と、旧バージョンのMT4のどちらかを選択して利用することがで[…]
代表的な海外FX業者の特徴
海外FXトレードに使う業者選びが重要であることは、すでに前の項目で詳しく解説しました。
これから海外FX業者を使ってトレーディングをはじめようとしている方のために、日本でも人気が高い海外FX業者をいくつかご紹介します。
XM(エックスエム)
XM Trading(エックスエム)は「Trading Point社」が運営している最大手のNo.1海外FX業者で、日本人のFXトレーダーからの圧倒的な支持を集めています。どの業者にするのかに迷ったら、まずはXMの口座開設がおすすめです。
XMの特徴について以下にまとめます。
最大レバレッジ | 最大888倍(Zero口座は500倍) |
ライセンス | FCA(イギリス)、CySEC(キプロス)、ASIC(オーストラリア)など世界各国の金融ライセンス保有 |
手数料 | スタンダード口座:1.9pips(取引手数料無料) XM Zero口座:0.0pips~ |
言語 | 日本語対応(24時間対応可能) |
ボーナス | ・入金額に応じて追加ボーナス(XM Zero口座は獲得不可) ~5万円:入金額の100%分ボーナス 5万円~225万円:入金額の20%分ボーナス ・取引量に応じてキャッシュバック ・新規口座開設:3,000円 |
取引ツール | MT4/MT5に対応 |
通貨ペア | 57通貨ペア |
ゼロカットシステム | あり |
日本語サポート | あり |
XMが人気である理由のひとつは、世界各国で金融ライセンスを取得しているという非常に信頼性によるものです。また、レバレッジも888倍と海外FX業者の中でトップクラスです。
24時間いつでも日本語のサポートを受けられることも、英語が苦手な日本人トレーダーにとっては大きな魅力です。
さらに、入金ボーナスやキャンペーンも非常に充実しており、少ない資金からでも海外FXトレードを始めることができます。
このようなさまざまな特徴やメリットにより、初めて海外FX業者を使ってトレーディングを始める初心者の方から、取引経験が10年を超えるような熟練したトレーダーまで、幅広い投資家たちがXMを使用しています。
FX投資家の皆さんの追証リスクを無くすゼロカットシステムも採用されています。
ただし、投資家の預け入れた資金については、信託保全ではなく分別管理(一般の事業費とは分けて管理)であるため、これまでXM Trading(エックスエム)で理由のない出金拒否のトラブルはありませんが、不安を感じる方がいることも事実です。
どこの海外業者(ブローカー)を使うべきか悩んだ時には最大手のXMで口座開設をして、まずはハイレバレッジの取引を試してみることをおすすめします。マイクロ口座なら小ロット(lots)から取引が可能です。
日本人トレーダーの約7割が選ぶ海外FXの超定番サイト。少額取引が可能なマイクロ口座、マイナス分が補填されるゼロカットシステムの採用など、初心者からベテラントレーダーまで幅広くおすすめします。
取り扱い通貨ペア | 57通貨ペア |
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最大レバレッジ | 888倍 |
ボーナス | 口座開設、入金、取引 |
ゼロカットシステム | あり |
サポート | 完全日本語、平日24時間対応 |
金融ライセンス | セーシェル共和国(Licence Number. SD010) |
Titan FX(タイタン・エフエックス)
Titan FXは2014年に創業された比較的新しい海外FX業者(バヌアツの金融登録業者)で、世界のトレーダーの間で人気が高まっています。どちらかというと上級者向けという印象のある海外FX業者です。
Titan FXの特徴について以下にまとめました。
最大レバレッジ | 最大500倍 |
ライセンス | VFSC(バヌアツ)の金融ライセンス保有 |
手数料 | スタンダード口座:1.8pips(取引手数料無料) ブレード口座:0.2pips~ |
言語対応 | 日本語対応(24時間対応可能) |
ボーナス | なし |
取引ツール | MT4のみ |
通貨ペア | 57種類 |
ゼロカットシステム | あり |
日本語サポート | あり |
Titan FXではボーナスを実施していないことがデメリットであるものの、ボーナスを実施しないことによって取引手数料などを安くしていることをアピールしています。
Titan FXでもXMと同様に24時間の日本語サポートを実施しているので安心して取引することができます。
ボーナスが無いことを除けば、非常にバランスの良い取引環境を提供しています。また、会員ページ(クライアントキャビネット)の操作性の高さも評判が良い理由のひとつです。
ゼロカットシステムの採用によって、投資家が追証のリスクを負う心配はありません。
AXIORY (アクシオリー)
AXIORYは、信託保全による投資家保護や、スキャルピング取引に向いている取引ツールの採用などの独自性によって一部のトレーダーからの強い支持を集めている海外FX業者(ベリーズの金融登録業者)です。
AXIORYの特徴を以下に紹介します。
最大レバレッジ | 最大400倍 |
ライセンス | IFSC(ベリーズ)の金融ライセンス保有 |
手数料 | スタンダード口座:1.4pips(取引手数料無料) ナノスプレッド口座:0.3pips~ |
言語対応 | 日本語対応 |
ボーナス | なし |
取引ツール | MT4、cTrader |
通貨ペア | 63種類 |
ゼロカットシステム | あり |
日本語サポート | あり |
Axioryは、海外FX業者(ブローカー)では珍しい信託保全を行っており、投資家の保護を徹底して行っています。
TitanFXと同じく入会ボーナスなどはありませんが、低いスプレッドで取引ができる特徴があります。
さらに、約定スピードが速く、1日に何度も取引をくり返すスキャルピング取引に向いているcTraderを使用してトレードをすることができます。
もちろんAXIORYにも追証リスクを無くすゼロカットシステムが採用されています。
知名度はまだ低いですが、海外FX完全ガイドがオススメできる海外業者(ブローカー)のひとつです。
GEMFOREX(ゲムフォレックス)
GEMFOREXは「GEM GROUP NZ LIMITED」社が運営し、2019年6月にライセンスを取得したばかりの海外FX業者(ニュージーランドの金融登録業者)です。
GEMFOREXの特徴を以下の通り紹介します。
最大レバレッジ | 最大1,000倍 |
ライセンス | NSP(ニュージーランド)の金融ライセンス取得 |
手数料 | スタンダード口座:1.2pips ノースプレッド口座:0.0pips~ |
言語対応 | 日本語対応 |
ボーナス | 新規口座開設:2万円 |
取引ツール | MT4のみ |
通貨ペア | 33種類 |
ゼロカットシステム | あり |
日本語サポート | あり |
GEMFOREXがトレーダーのなかで注目されている最大の理由は、何と言っても1000倍というハイレバレッジでの取引が可能であることです。ゼロカットシステムにより追証リスクはありません。
また、GEMFOREXでは新規で口座開設することで2万円のボーナスを受け取ることができます。
GEMFOREXは日本人サポートのために日本人スタッフが常駐しており、海外業者にもかかわらず丁寧な日本語サポートが受けられます。実はGEMFOREX本社の代表は日本人です。
XMなどの大手と比べると利用者は決して多くありませんが、今後の成長が期待されます。
海外FX完全ガイドでは業者の選び方が分からないという方のために、海外業者のジャンルごとのおすすめランキングを掲載し、第1位から順番に特徴やメリット・デメリットを解説しています。
総合のおすすめランキングを最初にチェックして、個別のランキングを見ながら業者比較を行ってください。
海外FXトレードを行う時の注意点
海外FX業者を使ってトレーディングをする上で注意したいポイントについて解説します。
・余裕を持った資金で取引する
・勘で取引しない
・カントリーリスクがある
これら4つのポイントについて詳しく解説します。
元本保証がない
海外FX業者に限らずFXトレーディングでは銀行預金のように元本保証がありません。
このため、FX取引で損失を負うと元本が目減りする可能性があり、場合によっては投資資金が無くなることがあります。
FXは儲かる可能性がある一方で、投資資金が失われるリスクもあることを理解したうえで取引するようにしてください。
特にFXはハイリスク・ハイリターンの金融商品であるため、十分な知識を持たずに取引をはじめると自己資金をすべて失ってしまう可能性があります。
海外FX完全ガイドでは、初心者の方でも安心して海外FXでのトレーディングを行っていただけるように、さまざまな角度から情報や知識をお届けしています。
余裕をもった資金で取引すること
海外FX業者ではゼロカットシステムを採用することで追い証が発生しない仕組みになっていますが、送金に時間が掛かるという点はデメリットです。
このため、口座内に振り込んだ資金をギリギリまで使ってしまうと、いざチャンスが訪れたときにも即座に対応できずに良い相場を逃してしまう恐れがあります。
これまで国内FX業者を使ってきた方は特に、海外FXでは資金の出し入れに時間がかかることを念頭にトレーディングを行うようにしてください。
分析して投資をする
勘だけで取引してしまうと、運よく数回の取引で利益が出たとしても、安定して高い収益率をキープし続けることはできません。
勘だけに頼るギャンブル的な投資スタイルではなく、このページでも紹介しているさまざまな分析方法を使いながら、根拠のあるトレーディングを行うようにしましょう。
海外FXを行う際には、必ずテクニカル分析とファンダメンタルズ分析といった相場分析をおこない、もし予想が外れてしまった場合にも何が間違っていたのかを検証できるようにしてください。
分析と検証をくり返すことによって、分析精度と勝率を高めていくことができます。
海外FX完全ガイドでは、初心者の方にとっても分かりやすいように、さまざまな分析方法について基礎から応用までを丁寧に解説しています。
カントリーリスクがある
海外FX業者は、日本国外のどこかの国に拠点を設けているFX業者ですので、その所在地の情勢が変動することによって預け入れた資産をすべて失ってしまうカントリーリスクがあることに注意してください。
戦争や紛争、経済状況、政治状況の混乱が為替市場に影響し、投資した資産の価値が大きく変動することをカントリーリスクといいます。
また、FXトレードは元来、カントリーリスクや国際情勢によって変動し続ける為替に対する投資ですので、国際的なニュースには常に目を光らせておく必要があります。
一般的にカントリーリスクは新興国で発生しやすいものですが、アメリカと中国の経済摩擦や、イギリスのEU離脱のように経済的に発展した国々でもリスクは皆無ではありません。
まとめ
海外FX業者には、国内FX業者にはないさまざまなメリットがあります。
取引の自由度、レバレッジの倍率(ハイレバレッジ)、ボーナスなど魅力にあふれている海外FX業者ですが、言語や法律の規制など安全面でいえば国内FX会社よりもリスクが高い側面もあります。
ただし、ゼロカットシステムによって追証が発生せず、FX最大のリスクが軽減されていることが海外FX業者の大きな特徴です。
海外FX業者を利用して安定した利益を出したいときには、まずは業者選びが非常に重要であることは本文のなかで何度も繰り返し説明しました。
海外FX業者を活用することによって、日本国内では実現できない収益性の高い取引が可能になります。