Anzo Capital(アンゾーキャピタル)は2016年にシンガポールで設立され、2018年から日本でのサービスが始まった新興の海外FX業者です。
Anzo Capitalは、手厚いボーナスとスプレッドの狭さを両立しており、日本語によるサポートが充実していることから、着実にトレーダー数を増やしているFX業者です。
海外FX完全ガイドでは、Anzo Capitalの基本的な取引条件からAnzo Capitalを選ぶべき基準やメリット・デメリットまでを徹底的に解説いたします。
また、海外FX ガイドでは、日本トレーダーに最も人気のあるFX業者のXMについても詳しく解説していますので、XMとAnzo Capitalを比較し業者選びの参考にしてください。
XM(エックスエム)は、海外FX業者の中で日本人トレーダーが最も利用している最大手のFX業者です。海外FXで取引する日本人トレーダーの約7割がXMの口座を開設しているとされ、全世界では合計350万アカウントを超えているFXの巨大グル[…]
Anzo Capitalの取引条件
Anzo Capitalの基本的なスペックである取引条件を以下の表にまとめましたので、他業者の取引条件との比較検討に使用してください。
取引口座の種類 | スタンダード口座、RAW口座 |
取扱通貨 | 45通貨ペア |
最大レバレッジ | 500倍 |
1LOTの単位 | 10万通貨 |
最小注文数 | 0.01Lot |
両建て | 不可 |
追証 | なし |
取引手数料 | なし(RAW口座は720円/Lot) |
ロスカット | 50% |
日本語サポート | 電話、チャット(日本語)、メール:平日7:30~20:00 チャット(英語):24時間 |
対応プラットフォーム | MT4 |
平均スプレッド(クラシック口座) | 米ドル/円 1.5pips ユーロ/米ドル 1.2pips ユーロ/円 1.4pips |
Anzo Capitalの取引通貨ペア一覧
Anzo Capitalでは豊富な通貨ペア数を強みとしています。現在取り扱いのある全通貨ペア61種類を以下の通りご紹介します。
通貨ペア一覧 | 通貨ペア区分 | |
1 | EUR/JPY | ユーロ/円 |
2 | GBP/JPY | 英ポンド/円 |
3 | AUD/JPY | 豪ドル/円 |
4 | NZD/JPY | NZドル/円 |
5 | USD/JPY | 米ドル/日本 |
6 | CAD/JPY | カナダドル/日本 |
7 | CHF/JPY | スイスフラン/日本 |
8 | EUR/GBP | ユーロ/英ポンド |
9 | EUR/AUD | ユーロ/豪ドル |
10 | EUR/NZD | ユーロ/NZドル |
11 | EUR/USD | ユーロ/米ドル |
12 | EUR/CAD | ユーロ/カナダドル |
13 | EUR/CHF | ユーロ/スイスフラン |
14 | EUR/HUF | ユーロ/ハンガリーフォリント |
15 | EUR/NOK | ユーロ/ノルウェークローネ |
16 | EUR/PLN | ユーロ/ポーランドズウォティ |
17 | EUR/SEK | ユーロ/スウェーデンクローナ |
18 | EUR/TRY | ユーロ/トルコリラ |
19 | EUR/DKK | ユーロ/デンマーククローネ |
20 | GBP/AUD | 英ポンド/豪ドル |
21 | GBP/NZD | 英ポンド/NZドル |
22 | GBP/USD | 英ポンド/米ドル |
23 | GBP/CAD | 英ポンド/カナダドル |
24 | GBP/CHF | 英ポンド/スイスフラン |
25 | AUD/NZD | 豪ドル/NZドル |
26 | AUD/USD | 豪ドル/米ドル |
27 | AUD/CHF | 豪ドル/スイスフラン |
28 | AUD/CAD | 豪ドル/カナダドル |
29 | NZD/USD | NZドル/米ドル |
30 | NZD/CAD | NZドル/カナダドル |
31 | NZD/CHF | NZドル/スイスフラン |
32 | USD/CAD | 米ドル/カナダドル |
33 | USD/CHF | 米ドル/スイスフラン |
34 | USD/CNH | 米ドル/中国人民元 |
35 | USD/ZAR | 米ドル/南アフリカランド |
36 | USD/SGD | 米ドル/シンガポールドル |
37 | USD/TRY | 米ドル/トルコリラ |
38 | USD/XMN | 米ドル/メキシコペソ |
39 | USD/HUF | 米ドル/ハンガリーフォリント |
40 | USD/NOK | 米ドル/ノルウェークローネ |
41 | USD/PLN | 米ドル/ポーランドズウォティ |
42 | USD/SEK | 米ドル/スウェーデンクローナ |
43 | USD/DKK | 米ドル/デンマーククローネ |
44 | USD/HKD | 米ドル/香港ドル |
45 | CAD/CHF | カナダ/スイスフラン |
Anzo Capitalを選ぶ基準
海外FX完全ガイドでは自分に合ったFX業者を選ぶための参考となる基準について紹介しており、Anzo Capitalについても各基準をご紹介します。
・ゼロカットシステムの採用
・日本語対応によるサポート
最大500倍のレバレッジ
Anzo CapitalではSTP方式を採用しているスタンダード口座とECN方式を採用しているRAW口座ともに最大500倍のレバレッジをかけて取引ができます。
とくに、RAW口座は約定力が非常に高く、レバレッジの平均が300倍の業者が多い中、最大500倍のレバレッジをかけてトレードができるため非常におすすめです。
ただし、取引口座内の残高によって以下の通り、レバレッジが制限されますので注意してください。
口座内残高(単位:米ドル) | 最大レバレッジ |
1万以下 | 500倍 |
1万を超える~5万以下 | 400倍 |
5万を超える~20万以下 | 300倍 |
20万を超える~50万以下 | 200倍 |
50万を超える | 100倍 |
ゼロカットシステムの採用
Anzo Capitalでは「ゼロカットシステム」が採用されており、取引で被った損失によって証拠金がなくなるリスクはありますが、借金が発生するリスクを抱えずに取引ができます。
日本語対応によるサポート
Anzo Capitalでは日本語のサポートが充実しており、日本語でのメール対応だけではなく、オペレーターとの通話やチャットができます。
とくに、チャットはリアルタイムで対応ができ、画像や文字を使って対応ができるため、電話のように聞き逃しなどがありませんのでおすすめです。
Anzo Capitalのメリット
Anzo Capitalでは、前述の基準の他にもトレードが有利になるサービスを提供しており、トレーダーにとって大きなメリットとなります。
Anzo Capitalのメリットを以下の通り紹介します。
手厚いボーナス
現在、Anzo Capitalでは以下の3種類のボーナスを開催しており、スタンダード口座ではすべてのボーナスが適用されます。
50%入金ボーナス
50%入金ボーナスとは、スタンダード口座のみ対象のボーナスであり、以下の表のように取引口座に入金した額の最大50%が取引に使える証拠金として付与されます。
入金額(単位:円) | ボーナス(単位:円) |
1万~1万9900 | 5000 |
2万~4万9900 | 1万 |
5万~9万9900 | 2万5000 |
10万~19万9900 | 5万 |
20万~49万9900 | 7万 |
50万~ | 10万 |
Anzo Capitalの担当者から電話もしくはメールを受け取った後、7日以内にスタンダード口座に1万円以上または100米ドル以上を入金してください。
入金後、ユーザーサポートにメールを送信すれば、24時間以内に取引口座にボーナスが付与されます。
お友達紹介ボーナス
お友達紹介ボーナスとは、以下の条件を満たすことでAnzo Capitalを紹介した方と、被紹介者に対して最大5000円のボーナスが付与されるキャンペーンです。
・口座開設後90日以内に往復の取引を5回以上、5Lot以上の取引を行う
・被紹介者にとって初めての取引であること
紹介者が条件を達成後、90日以内にカスタマーサポートに入金申請のメールを送ることですぐにボーナスが付与されます。
LINE登録者50ドルキャッシュバック
LINE登録者50ドルキャッシュバックボーナスはすべての口座に適用され、以下のボーナス獲得条件を満たせば50米ドルが付与されます。
・スタンダード口座に最低2万円またはRAW口座に最低5万円を一括で入金
入金後、カスタマーサポートにボーナス申請のメールを送信すれば、2営業日程度でボーナスが取引口座に付与されます。
また、取引口座に付与された50ドルは以下の条件を満たすことで出金ができます。
・スタンダードまたはRAW口座で最低合計25回の往復売買取引
・入金後30日以内に5Lotの往復取引
出金・入金手数料が無料
Anzo Capitalでは銀行送金を除く、出金や入金手数料をすべてAnzo Capitalが負担しているため、トレーダーは手数料を支払う必要がありません。
銀行送金を使って3000米ドル以下を入金または出金する場合は手数料が必要ですので注意してください。
RAW口座のスプレッドが狭い
Anzo Capitalの2つの口座の中でも、ECN方式を採用しているRAW口座では非常に狭いスプレッドを提供しています。
スプレッドの狭さがわかるように、RAW口座と他の海外FX業者のECN口座のスプレッドを比較し以下の表にまとめました。
業者名 | 口座名 | スプレッド(単位:pips) | ||
ユーロ/米ドル | ユーロ/円 | 米ドル/円 | ||
Anzo Capital | RAW口座 | 0.1 | 0.3 | 0.4 |
XM | Zero口座 | 0.001 | 0.4 | 0.1 |
AXIORY | ナノスプレッド口座 | 0.2 | 0.6 | 0.4 |
GEMFOREX | ノースプレッド口座 | 0.3 | 0.5 | 0.3 |
表より、RAW口座の主要通貨ペアのスプレッドの狭さは他のFX業者と比べて高い水準にあり、RAW口座で取引をすることで獲得できる利益額を多くすることができます。
約定力が高い
Anzo Capitalでは約定スピードが0.2秒、約定率は約99%と非常に高い約定力を誇ります。
他のFX業者の約定スピードの平均値が約0.3秒程度なので、それと比べてみてもスピードの速さがわかります。
Anzo Capitalのデメリット
Anzo Capitalにはメリットだけではなく、デメリットもありますので以下の通り紹介します。
ロスカット率が高い
Anzo Capitalのロスカット率は50%と設定されており、他のFX業者のロスカット率の平均である20%と比べると高めに設定されています。
ロスカット率が低ければ、長期間ポジションを保有できるため、相場の変動を待てますが、相場が予想とは逆に反応した場合は損失が増えるリスクがあります。
しかし、ロスカット率が高いことで取引による損失が大きくなる前に決済されるので、資産を保護し、安全に資産を運用するためには有効です。
資金は分別管理のみ
Anzo Capitalでは、信託保全を採用しておらず、分別管理によってトレーダーから集めた証拠金と運営資金と分けて銀行口座に預けています。
ただし完全信託制度は採用していないため、もしAnzo Capitalが破産した場合、取引口座内の証拠金が全額返還される保証がありません。
クレジットカードを使って入金や入金ができない
Anzo Capitalでは入金出金共にクレジットカードの使用ができません。
ただしオンラインウォレットやオンライン決済サービスを使用すれば、クレジットカードを使ってウォレット内に入金ができます。
取引実績が少ない
Anzo Capitalは日本でのサービスが2018年に始まったため、まだ日本国内での取引実績が乏しいデメリットがあります。
このため、今後出金拒否などのトラブルが発生しないとは言い切れませんので、大きなボリュームで取引をせず、堅実なトレードを行うことをおすすめします。
Anzo Capitalの徹底解説まとめ
Anzo Capitalは新興の海外FX業者ですが、狭いスプレッドと手厚いボーナスで着実に口座開設数を伸ばしてきています。
国内ではまだ知名度は高くありませんが、今後もユーザー数が増加していくことが予想されます。
開設から日が浅く、取引実績が乏しいデメリットもありますが、ユーザー数が増え、健全な運営を続けていけば信頼性は増していくでしょう。
今回紹介したAnzo Capitalをはじめ、さまざまな業者のメリットやデメリットを理解し、自分に合ったFX業者を見つけてください。