AXIORY(アキシオリー)を選ぶ基準やメリット・デメリットを徹底解説

AXIORY(アキシオリー)は、2013年に設立された人気のFX業者です。

設立されてまだ日の浅い業者ですが、「cTrader」が使える数少ない業者の一つであり、業界内高水準のスプレッドの狭さを活かしてユーザーを獲得し続けています。

また、日本人のオペレーターが常駐しているため日本語での問い合わせが可能であり、安心してサービスが利用可能です。

この記事では、海外FXで利用する業者を選択する際に、選択肢の一つとしてあるAXIORYの選択基準やメリット・デメリットについて解説します。

AXIORYと同じく人気の海外FX業者であるXMと比較し、どちらの業者がご自身に合っているか判断してください。

AXIORYの取引条件

AXIORYの基本的なスペックである取引条件を以下の表にまとめましたので、他業者の取引条件との比較検討に使用してください。

AXIORYの取り扱い通貨ペア一覧

AXIORYでは豊富な通貨ペア数を強みとしています。現在取り扱いのある全通貨ペア61種類を以下の通りご紹介します。

AXIORYを選ぶべき基準

海外FX完全ガイドでは、業者ごとに選定基準を設け、業者が持つ特徴を解説しています。AXIORYを選ぶべき基準を以下の通りご紹介します。

ゼロカットシステムの採用

AXIORYでは「ゼロカットシステム」が採用されており、取引で被った損失によって証拠金がゼロになるリスクはありますが、借金が発生するリスクを抱えずに取引ができます。

短期取引に向いている

AXIORYのナノ・スプレッド口座はスキャルピングやデイトレードといった短期取引に向いています。

ナノ・スプレッド口座は取引の透明性と約定力の高いECN方式を採用しており、高い確率で注文や決済ができる約定力の高さから、短い期間で取引を繰り返すスキャルピングやデイトレードに活用が可能です。

取引銘柄が豊富

AXIORYでは61通貨ペア、株価指数が10銘柄、エネルギーが5種類、貴金属が4種類と取引銘柄が豊富に取り揃えられています。

日本語サポートが充実している

AXIORYでは日本人スタッフが月曜日から金曜日までカスタマーサポートにあたっており、日本語で問い合わせが可能です。

また、問い合わせ方法はメールとチャットの2種類があり、サポート時間内であればいつでも問い合わせができます。

AXIORYのメリット

AXIORYにはトレードに役立つメリットが豊富にありますのでご紹介します。

cTraderが使用可能！

AXIORYではECN方式専用のプラットフォームであるcTraderが使用可能です。cTraderは、キプロスに本社のある「SpotwareSystems社」が開発し、2011年に公開されました。

cTraderでは、板情報やインターバンクレート(銀行間の為替レート)が見られる、時間足が非常に豊富、決済前に損益の予定を確認できるなどの機能があります。

スプレッドが極めて狭い

AXIORYは他のFX業者のスプレッドに比べて非常に狭いスプレッドを提供しています。

取引口座の中でも、特にナノ・スプレッド口座ではユーロ/米ドルで0.6pips、米ドル/日本円で0.4pipsと業界の中で最高水準の狭いスプレッドを誇ります。

信託保全がされている

AXIORYでは独自に信託保全を導入し、顧客の資金は安全に保護されています。

AXIORYでは運営資金と顧客の資金が完全に分離されており、カタールの大手銀行であるドーハ銀行の信託口座にて顧客の資金を管理しています。

また、第三者監査機構「プライスウォーターハウスクーパーズ(PWC)」によって顧客の資金は監視されており、AXIORYが破綻するなどの万が一の際には、PWCが一時的に管財人となり資金が返還されます。

レバレッジ制限が緩い

AXIORYではレバレッジ制限が緩いことから、ハイレバレッジを維持した状態で、大きなボリュームで取引が可能です。

海外FX業者では、トレーダーが安全に資産運用ができるよう、証拠金残高によるレバレッジ制限を設けているところが多くあり、証拠金残高によって最大レバレッジが100倍まで制限される業者が多くあります。

一方、AXIORYでは最大レバレッジが400倍ですが、証拠金残高がどれだけ多くともレバレッジは200倍までの制限になるため、レバレッジ制限は他社と比べて緩く設定されています。

スピーディで高い約定力

AXIORYは約定スピードの速さと約定力の高さも強みの一つであり、99.98%という非常に高い約定率で快適に取引できる環境が整備されています。

また、平均約定スピードは350msであり、他社の400ms～900msと比べて約定スピードも速いです。

FIFO取引が可能

AXIORYではFIFO取引が可能であり、非常に短い時間で効率的に取引が可能です。

通常の取引であれば、買いポジションと売りポジションを保有していた場合、決済と発注を別々に行わなければなりませんが、FIFO取引では注文と決済が同時に行え、非常に短い時間で取引ができることから、スキャルピング取引に向いています。

AXIORYのデメリット

AXIORYには多くのメリットがある一方で、デメリットも存在します。

AXIORYのデメリットは以下の通りです。

ボーナスが少ない

AXIORYでは恒常的なボーナスは実施しておらず、「お中元ボーナス」や「お年玉ボーナス」といった期間限定の不定期で開催されるボーナスのみとなっています。

最大レバレッジが低めの設定

AXIORYの最大レバレッジである400倍は、国内FX業者の25倍と比較すると高いですが、他の海外FX業者はレバレッジが500倍を超えているものが多く、他の海外FX業者と比較するとやや低めの設定です。

入金額によって手数料が発生

AXIORYでは、銀行送金、クレジット・デビットカード、仮想通貨、オンラインウォレットの4通りの入金方法があり、2万円以上の入金は手数料がかかりませんが、2万円未満の入金の場合は1500円の入金手数料が発生します。

bitwalletが使用不可

AXIORYは2019年2月にbitwalletとの業務提携を解消し、サービスが利用できなくなりました。

bitwalletはシンガポールのbitwallet PTE LTDの運営するオンラインウォレットサービスで、銀行送金やクレジットカード入金の際にbitwalletを経由することで入金手数料が抑えられたり、手数料の安さや入金速度が早いことから多くのトレーダーが利用しています。

現在AXIORYでは、bitwalletの代わりにSTICPAYやVLoadといったオンラインウォレットサービスや、Curfexという国内銀行送金の決済システムが利用可能です。

AXIORYの徹底解説まとめ

AXIORYは数多くの高品質のサービスを提供しており、快適なトレード環境が整った海外FX業者です。

ECN取引に向いたcTraderが使用でき、約定力の高さと低いスプレッドを誇り、トレーダーに有益なサービスを提供しています。

また、AXIORYはトレーダーのニーズに合わせたサービスも展開しており、初心者から上級者まで幅広いトレーダーにおすすめできます。

AXIORYの特徴やメリット・デメリットを踏まえた上で、自分のトレードスタイルと相談し、どの海外FX業者を利用するかを決めてください。